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Earth Interview08 横山智佐子
「グッドウィルハンティング」「ハンニバル」など、ハリウッドを代表する様々な作品に編集スタッフとして参加し、20年近くキャリアを積んできた彼女は、現在、第一線で活躍する傍らロサンゼルス郊外に映画学校を設立し、多くの映画クリエーターを育てている。

今年の秋には初監督作品の公開も控えている彼女が思う映画への熱き思いとは?アースタイムズ代表、須藤茂との対談をお送りします。
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幼い頃から、とにかく映画が大好きだった!

― 横山さんがアメリカに渡ってから、もう20年近くになるそうですが、まず、なんでアメリカで映画を学ぼうと思われたんですか?

元々、幼いことから沢山、映画を見ていたので学生の頃には自然に映画を学びたいって思うようになっていました。でも、私が若い頃は今みたいに日本で映画を専門的に学べる学校があまり無かったんですね。そんな時にアメリカに短期留学したらアメリカの大学にはほとんどの学校に映画科があることを知って、これなら私でも何処かの学校で映画を学べるんじゃないかって思ったのがきっかけなんです。

― 今でこそ映画業界へつながる専門教育機関が日本にも出来ましたが、当時、日本ではまだまだ「映画を学ぶ」っていう概念が一般的ではなかった時代ですよね。いきなりアメリカに行くと言っても資金もかなりかかったと思うんですが・・・。

そうなんですね。当たり前ですが、それなりのお金が必要なので短大を出てから自分の中で3年間と決めて貯金する為に普通に就職しました。

― 3年間って簡単なようでも若い頃って本当に意思が強くないとなかなか出来ないことだと思います。

やっぱり、当時、自分の中では映画を学びたいっていう気持ちがすごく強かったので期限を決めて頑張って働いていましたね。

― 学生時代にそこまで興味を持てることに出会えているのは最近の日本の学生たちに比べると、すごく幸せなことだと思います。そもそも、どのようにして映画の世界に惹かれていったんですか?

元々、両親が映画が大好きで良く見ていたので、私も幼い頃はテレビで洋画がやっていると一緒になってみていましたからその影響は大きいと思います。物心がついた頃には映画が好きになっていましたね。少し大きくなって自分で映画館に行ける12歳ぐらいの頃にはもう、映画館に通い詰めいていましたよ。

― 12歳って小学生か中学生ぐらいですよね?それぐらいの頃って映画を見るとしても、どちらかというと邦画かアニメとかの方が一般的な気がします。大人っぽい子だったんですね。

今は分からないですけど、私が子供の頃は日本映画がちょうど低迷している時でもあったんです。子供向けのものはちょっとヒットするけど、ほとんどハリウッド映画一色といった感じでしたから、普通にアメリカの映画をたくさん見ていましたね。

― なるほど、時代背景も大きく影響している部分でもあるんですね。日本にいた頃に見た映画で印象に残っている作品は何かありますか?

そうですねぇ、その時々でいろいろあるんですけど、一番印象に残っているのはヒッチコックの映画かな。これは日本の良いところだと思うんですけど、古い作品を再上映してくれるリバイバル館が結構たくさんありますよね。アメリカでは実はとても少ないんですよ。ですから、当時、新旧合わせて色々な種類の映画を見れたのはとても良かったです。

― 日本でも昨今はだんだんと減ってきていますが、いわゆる「名画座」と言われる旧作を上映してくれる映画館は確かに貴重ですよね。たくさんの映画に触れてアメリカ行きを決意されたわけですが、英語の方は苦にならなかったですか?

もちろん、学校以外にも自分でテープを聞いたりしながらやりましたけど、後から思うとやっぱり、小さい時から劇場で洋画をたくさん見ていましたので比較的、耳が慣れていたのは良かったなって思います。

― アースタイムズの読者の中にも聞きたい人がたくさんいると思うのですが、アメリカに行ってから映画業界へ入るまでの経緯を聞かせてください。語学学校には入られたんですか?

一応、日本の短大では2年間、英語科だったんですが、やっぱり、慣れる必要があったのでアメリカに来てから3ヶ月間ほど語学学校には通いました。それからコミュニティカレッジに移り、さらに大学の映画科に編入しました。

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