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ここ数年、日本でも見直され、注目されつつあるベジタリアン・カルチャー。雑誌「ベジィ・ステディ・ゴー」ではそんなベジィなライフスタイルを様々な角度から提案し続けている。

イギリス、フランスと渡り歩いたヨーロッパ留学を通じて確信を得たベジタリアンな生き方の素晴らしさとは?アースタイムズ代表、須藤茂との対談をお送りします。
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イギリスでは環境の為にベジタリアンになる人が多い!?

― 読者の中には知らない方もいらっしゃると思いますので、改めて「ベジィ・ステディ・ゴー」のコンセプトから教えてください。

オーガニックなモノや野菜を中心としたナチュラルな生活を提案している雑誌です。読者層は30代を中心に美容や健康に関心がある女性が多いですね。

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― ここ数年、日本でも特に女性からは関心が高まっていますが、吉良さん自身が「ベジタリアン」というコンセプトの雑誌を創刊しようと思ったきっかけが何かあったんですか?

元々、私自身が、幼い頃からお肉が苦手でほとんど食べられなかったんです。それから10代後半になってイギリスに留学したのですが、向こうでは雑誌やフリーペーパーに始まりテレビではベジタリアンチャンネルというのがあったりと、生活の中に当たり前のようにベジタリアン向けの情報があることにとても驚いたんですね。それで、「ああ、こういうのが日本にもあったらいいのに」って思ったんです。

― なるほど、ご自分の実体験が始まりなんですね。

はい。それで雑誌をやることになったのは主人が元々、出版社に勤めていたこともあってそんな私自身のやりたいことを理解してくれたのもあったんです。

― ご主人もベジタリアンだったんですか?

いえ、けっこうジャンクな方ですね(笑)。ただ、結婚するときに『少しお金はかかるけど、私はオーガニックしか食べないし、洗剤とか日用品も環境にやさしいものしか使わない』ということを理解してほしいっていうことや、私自身の考え方とかを話していたら「おもしろいし、どうせやるならもっと多くの人に伝えた方がいい」って言ってくれて会社を立ち上げることになりました。

― 「ベジタリアン」というと少し前までは宗教的イメージやストイックさばかりが先行してしまい、特に日本は消費大国ですから、その本質まで理解されるのはとても難しいと言われていました。創刊当時を考えると潜在的には興味がある人たちっていたと思うんですけど、まだまだ日本でのベジタリアン・マーケットってそんなに多くは無かったと思います。

確かに一昔前まではそうですね。ただ、私が感じたのは情報があまりないだけで、海外での経験からも間違いなく需要はあるし、これからの時代を考えた時に発信するメディアが必要だなって思いました。また、その頃にちょうどヨガ関連の雑誌が創刊されたりしていたのもあっていけると思いました。

― 実際、ここ数年で一つのカルチャーとして日本でも見直されたというか根付いてきた感じはありますね。留学された時の話も聞かせてもらいたいのですが、最初、イギリスへ留学した時は食べ物とかの問題はどうだったんですか?

#

イギリスに留学した時、私はホームステイをしたのですが、食べ物が違うこともあって留学に行くと太ったり、肌が荒れて帰ってくる人が結構多いじゃないですか。私の中では留学は行きたいけど、それがどうしても嫌で学校側にはホームステイ先の希望として最初からベジタリアンの家庭を希望したんです。

― 実際に滞在されたホームステイ先はどんな感じでしたか?

60歳過ぎの画家のおばあちゃんが一人で暮らしている家庭だったんですけど、食事も一緒に出来たし、とても自由にさせてもらえたので良かったですね。たまに一緒にアートを見に行ったりもして充実していました。

― いわゆる「当たり」ってやつですね。イギリスで生活をされた中でベジタリアン・カルチャーに触れたと思うのですが、日本と比べて違いは何かありますか?

例えば日本ではダイエットや体調を崩したから食事を変えてみようとか、美容や健康の為にベジタリアンになる方が多いと思うんですけど、向こうでは環境の為にベジタリアンになっている人が多いんです。

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