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アースインタビュー - 桂かい枝
イギリス
最初の日はクラス・レベル分けのテストが行われ、それぞれのレベルにあったクラスで授業を行って行く。授業内容は文法を中心に、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングという形でそれぞれ基礎を行っていく。 ...続きを読む
セレクトイングリッシュ ケンブリッジ校
フランス
トゥールラングと専門学校と現地企業の連携体制で、100%の理解力と実践力が学べる12ヶ月間の長期職業研修プログラムです。続きを読む
トゥールラング
オーストラリア
ウィリアムアングリスTAFEコーヒーアカデミーにて、バリスタコースを受講することによって英語力のさらなる上達を目指し、カフェ分野で働くことをサポートするコース。 ...続きを読む
インパクトイングリッシュカレッジ

若い時こそ沢山の人と会って、人を見る嗅覚を磨くべき
― ご自分を客観的に見た時、今後の課題みたいなものってあるんですか?
自分で言うのもなんだけど、僕の落語って初心者が見ると、たぶん、すごく分かりやすいんですよ。でも、慣れてくるとなんかオーバーでクサい時がある。アホをやたらアホらしくしゃべるとかね(笑)。
でも、英語ってやたらとオーバーじゃないですか。それで先輩にお前の落語は丁寧過ぎるから、普通にしゃべれって注意されるんです。それでも時々、「普通」がけっこう難しく感じる時があったりするんで、二つをバランスよく使い分けられるようになるといいですけどね。
― うーん。外国人を笑わせるという前人未到の道を選んだが故の苦難といえますね。
逆にすごく有難いこともあって、今年から僕の活動と英語落語の「動物園」という話が中学校3年生の英語の教科書「One World」(教育出版)、「New Horizon」(東京書籍)に載るんですけど、授業の中で取り扱われることで全国の中学生たちが英語を通じて落語の世界を知ってもらうことになるんですね。この話なんかはこれまでの活動を評価してもらったからこそだと思うのでやってきたことは無駄では無かったなって思います。
― それは素晴らしいです。多くの中学生たちが、かい枝さんを通じて落語はもちろん、英語や異文化交流に興味を持ったらいいですね。
「笑い」ってすごく自信になると思うんです。例えば自分が予め覚えていって発した英語のジョークで相手が笑ったら、イコール通じたってことですから。それにお互いに笑いあった後だと下手な英語でも会話がしやすいし。海外に行く前にちょっとした日本の小話や古いジョークでも英語で覚えていったら絶対にコミュニケーションがスムーズになると思う。
― 外国に行って外国の友達を作ると意外とたくさん、日本のことを聞かれるのに実はあまり日本のことを知らなかったりするっていうのは最近の留学生にありがちなんです。英語の勉強にもなって日本の文化にも触れられて一石二鳥だし、留学前の事前準備にとってもいいですね。
浴衣を着て扇子と手ぬぐいを持って「『落語』っていう日本で300年の歴史がある芸能です。」って言って、ちょっとした小話でも披露したら、そりゃもう、ものすごく喜ばれると思いますよ。
― そういうのって実際にやってみたら絶対に面白いですよね。今日、こうしてかい枝さんのお話を聞いてきて改めて、新しいことにチャレンジしようとするバイタリティは凄いなって思いました。ホント、どんなことでもそうですけど行動に移さないと何も始まらないですからね。
自分としては慎重派って思っているんですけど、実際はただの無鉄砲なんだと思います(笑)。昔から性格的に思いついたらすぐにやるタイプなんですよ。アメリカで寄席をやったのも鶴瓶師匠の打ち上げの席で「お前アメリカにいってニューヨークのブロードウェーで寄席やれや」って言われたのを「おもろいですね、それ!」って言って真に受けて誰も知り合いなんかいないのに翌日、ニューヨークの劇場を予約しましたから(笑)。
― でも、それがきちんと実現していっているのがすごい。まず、行動を起こすから沢山の良い出会いにも恵まれていくんでしょうね。
この間、ある中学校の行事に呼ばれて生徒たちが描いた10年後の自分への手紙っていうのがあったので読ませてもらったんです。読んだら「ちゃんと仕事していますか」とか「生きていますか」とか、もう、何これっていう感じのネガティブというか無難なというか、そんなことが書かれていたんですね。そういう時代なのかもしれないし、それを否定するつもりはないけど、人生、ちょっとムチャしてみるのも良いよってことは伝えたいですね。その方が絶対、面白いですから。
― では、最後にこれを読んでいる若い人たちにメッセージをください。
これまでというか今の自分があるのを考えた時、何より大きかったのは人との出会いで、人に引き上げてもらってきたっていうのが大きいんですね。
今はインターネットで何でもできてしまう時代かもしれないけど、やっぱり、それだけでは難しい部分もあると思う。演芸の世界でもちょっと前まではテレビ芸がもてはやされていたんですけど、今は逆に本物の生の芸が見たいっていうニーズが増えてきているのはきっとそういうコミュニケーションに飢えている時代背景と関係していると思うんです。若い時はたくさんの人と実際に接してみて、自分を引き上げて成長させてくれる人を見極める嗅覚を磨いていってほしいと思います。
― 今日はどうもありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
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