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アースインタビュー - 桂かい枝
アメリカ
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外国人に落語の魅力を伝えたい!
― かい枝さんはアメリカをはじめ様々な国に行って英語で落語をされていますが、元々英語の勉強をされていたんですか?
はい、学生時代から好きで勉強はしていましたね。落語の世界には、僕が大学生の時にたまたま師匠の落語を聞く機会があって憧れて弟子入りしたんですが、落語っていうとやっぱり、日本的なものなのでまさか英語と関わるなんて夢にも思っていなかったです。
― 英語と落語って一見、あいまみえないように思うんですけど、それが、なぜ、英語で落語をやってみようと思われたんですか?
落語家になって間もない頃だったのですが、住んでいる所が神戸なので近くに外国人が良く集まるバーがけっこう、あるんですね。ある時、飲みに行ったら、そこで出会ったアメリカ人との雑談の中で、どんな仕事をしているのか聞かれて「日本のトラディッショナルなコメディだ」って答えたら、その場でちょっとやってみろっていうことになったんです。
― いきなり、その場でですか?すごいムチャぶりですね。
結果としては勿論、突然だったので翻訳も難しいし何も用意をしていなかったので上手く出来なかったんです。「それ、面白いのか…?」って聞かれたりして。結局、その時はなんか悔しいなぁって思って終わったんですが、翌年に偶然にもあるところからアメリカでやりませんかというお話を頂いたんです。
― 何かの巡り合わせですね。お話を貰った時はどんな気持ちでしたか?
本当に出来るのかなぁっていう気持ちも少しありましたけど、やっぱり、そういう経験があるから、やってやろうっていう気持ちになりましたよね。それから1年間、準備をして98年にはじめてアメリカで落語をやったのが最初です。
― アメリカで落語をやるにあたって準備としてはどんなことを意識したんですか?
やっぱり、まずは、ネタ選びですよね。どれでもウケるとは思えないし、ダジャレなんかはそのまま変換しても難しいですからね。結局、古典の落語で起承転結がはっきりしていて、食べ物を食べるシーンがあるものがわかりやすいと思って「ちりとてちん」という落語を選びました。
― 今、仰ったダジャレもそうだと思いますが、落語の良さは日本語ならではの感性や日本独自の文化的な背景があって初めて成り立つ部分も多いと思います。その辺りはどのように考えていますか。
さすがに長屋とかそこの人間関係がどうのこうのってなるとやはり、難しいと思います。でも、落語の中に出てくる登場人物、例えば、けちな奴とか知ったかぶりをする奴とか、そういった人って何処の国にでも身近にいるような奴なんで、だから本筋では共感してもらえる部分があるんですね。日本独特の風情とか人間の機微っていうところを細かく表現するとなると正直、難しいところはありますが、落語というこんなに面白い話があるんだということを形を多少、変えてでもやらないと知ってもらえないというのもありますから。























